Brava Desktop 購入前のよくあるお問い合わせ
Brava Desktop 購入前のよくあるお問い合わせ
購入前によくお客様からいただくBrava Desktop (体験版)に関する質問とその回答を提供しています。
A:Brava Desktop 製品について
- ライセンスの価格をおしえてください。
- 価格については価格表 (PDF形式)をご覧ください。
- 対応しているファイルの種類を教えてください。
- 購入する製品モデルの種類により利用可能なファイルフォーマットが異なります。
詳しくは、対応ファイルフォーマット一覧をご覧ください。
※Brava Desktop 体験版は最上位版の「フル画像・CAD・Office対応版/マークアッププラス」なので、サポート対象の全ファイルフォーマットを利用できます。 - 体験版と製品版の違いをおしえてください。
- 体験版は、製品版の最上位モデルの「フル画像・CAD・Office対応版/マークアッププラス」と同じ機能を使用できます。
体験版に関する注意点は以下の通りです。
- 体験版は、試用期限が設定されています。
- 表示データの印刷時、すかし(文字列「Brava」)が強制的に印字されます。
- Brava Desktop 日本語版では3次元CADはサポート対象外です。ただし、体験版では3Dデータを含むCADファイルを読み込んだ場合、初期設定では3Dビューが起動します。
- 体験版の試用期間を延長できますか?
- 試用期間の延長をご希望される場合は、体験版お問い合わせフォームからお申し込みください。
また、お申込みされる際は、必ず次の情報をご記入ください。
- 「お問い合わせの種類」欄について、[体験版ライセンスの発行希望]をチェックしてください。
- 体験版をインストールするコンピュータの物理アドレスをご記入ください。
- 「お問い合わせ内容」欄に「試用期間の延長希望」とご記入ください。
(※特別な理由がある場合を除き、14日間までの延長となります。)
B:Brava Desktop インストールについて
- 体験版のインストール手順をおしえてください。
- 体験版のインストール手順についてはこちらをご覧ください。
C:Brava Desktop 機能について
- ファイル表示 - 大きなファイルを表示したいのですが、ファイルサイズに上限はありますか?
- 扱えるファイルのサイズや容量に具体的な制限はありませんが、大きなファイルを開く場合はPCに相応のメモリが必要になります。
なお、あまりに画素数の大きい画像ファイルの場合は読み込み時に自動的にリサイズされ、オリジナルよりも若干画像が粗く見える可能性があります。
ご利用の環境やファイルにより異なる場合がありますので、事前にBrava Desktop体験版で動作をご確認ください。 - ファイル表示 - 3次元CADファイルを扱えますか?
- 申し訳ございませんが、3次元CADファイルには対応しておりません。
最新の対応フォーマット情報については、対応フォーマット一覧をご確認ください。 - ファイル表示 - 大判や長尺のTIFファイルを高速に開けるのはなぜですか?
- 開発元であるOpenText社(カナダ)の独自技術により、原本ファイルを内蔵ドライバで変換してからBrava Desktop上に表示するため、大判/長尺のTIFファイルも高速に表示できます。
- ファイル表示 - 表示や印刷の結果が、原本ファイルと若干異なる場合があります。
-
Brava Desktopは対象ファイルを内蔵ドライバでデータ変換してから表示(※)するため、ファイルによっては原本ファイルと比べると再現性や印刷結果が異なることがございます。
誠に恐れ入りますが、再現性や表示精度については、事前にBrava Desktop 体験版でご確認ください。
なお、製品品質向上のために内蔵ドライバの修正や改善を常に図っておりますので、もし何かお気づきの点がございましたら弊社までお知らせください。
※ ファイル比較、ファイル変換、マークアップ、大判/長尺TIFファイルの高速読み込みといった様々な機能は、データ変換することにより実現されています。 - ファイル比較 - 複数ページの比較結果を一回で全ページ印刷できませんか?
-
複数ページの比較結果を印刷する場合、一ページづつしか印刷対象にできません。
現在、弊社から製品開発元であるOpenText社(カナダ)に対して本機能が追加されるように、改善要望として依頼しています。
ただし、現時点では実現可能かどうかを含めて具体的な対応予定や時期などは決まっていません。 - ファイル表示 - Excelのシートは保持されますか?Brava Desktop上でどのように見えますか?
- いいえ、Excelのシート情報は保持されません。 複数シートのExcelファイルは、Wordファイルのように「複数ページ」のファイルとして扱われます。(Excelファイルを「印刷プレビュー」で見た時のようなイメージとお考えください)
- ファイル比較 - 複数シートのExcelファイルを比較した場合、テキスト比較の結果はどうなりますか?
- 複数シートのExcelファイルは、Wordファイルのように「複数ページ」のファイルとして扱われます(Excelファイルを「印刷プレビュー」で見た時のようなイメージです)
テキスト比較の場合もWordファイルと同様で、上のページ(最初のシート/印刷領域)から順にテキスト抽出・比較されます。 - ファイル比較 - スキャナでOCR処理されたPDFファイルもテキスト比較できますか?
- はい、OCRで適切に文字列が抽出されていれば利用できます。
- ファイル比較 - スキャナで取り込んだ画像同士を比較するとノイズが多くて比較できません。
- カラーの設定で取り込まれた画像については、取り込み時の画質設定の違いなどの原因により、ほとんどが差分と認識されてしまう場合があります。
モノクロや2値(完全な白黒の2階調)の設定で取り込まれた画像では、あまり問題になることはありません。 - ファイル比較 - Officeファイルのテキスト比較がうまくいかない場合があります。
- ファイル中にテキストボックスなどのオブジェクトが挿入されていたり飾り文字が設定されている場合、正しくテキスト情報を抽出できない場合があります。
例:テキストが出現する位置(行番号)がずれてしまう、同じ文字列が繰り返し抽出されてしまう - ファイル比較 - 比較結果をファイルとして保存できますか?
-
テキスト情報の比較時と表示イメージの比較時では、比較結果として出力できるファイル形式に違いがあります。
- テキスト比較の結果をファイルとして保存する場合
テキスト比較の比較結果情報をPDF形式に出力できます。("テキスト比較レポート"機能を使用する) - イメージ比較の結果をファイルとして保存する場合
表示中の画面イメージはJPEG形式としてのみ保存できます。("JPEG形式で保存"機能を使用する)
製品インストール先がWindows 10の場合、標準実装されている仮想プリンター(Microsof Print to PDF)を比較データ印刷先とすることでPDF形式へ保存できます。 なお、保存できるのは表示範囲もしくは表示中の1ページ分のみで、複数ページを一括して保存する機能は備わっていません。
- テキスト比較の結果をファイルとして保存する場合
- ファイル比較 - 比較結果をJPG以外のファイル形式で出力できますか?
- Brava Desktopの標準機能では、比較結果をJPG以外のファイル形式で保存する機能は備わっていません。
製品インストール先がWindows 10の場合、仮想プリンター(プリンター名:Microsof Print to PDF)が標準で実装されています。 本仮想プリンターを比較データ印刷先とすることでPDF形式へ保存できます。
※比較結果は、「1ページ単位」もしくは「表示範囲」でのみ印刷(PDF保存)できます。複数ページ分の比較結果を一括印刷する機能は備わっていません。 - ファイル比較 - 全体的な位置がずれているファイルや縮尺の違うファイルを比較することは可能ですか?
-
縮尺の違うファイル同士を比較機能で重ね合わせると、全てが差分として表示されてしまいます。
このような場合に重ね合わせる位置を調整する方法を説明しますBrava Desktopは、任意の線を比較基準に設定することで、位置や縮尺を自動的に調整できます。
比較の基準(比較基準線)を設定する方法につきましては、下記をご覧ください。- 比較対象となる2つのファイルを比較モードで開く
- 比較機能ツールバー(画面左下)の[比較元ファイルのみ]ボタンを選択する
- 比較機能ツールバーの[比較基準線を設定]ボタンを選択する
- 比較元ファイルのデータ上で比較の基準となる線分の起点と終点を続けてクリックする
- 比較機能ツールバーの[比較対象ファイルのみ]ボタンを選択し、上記3と4と同じ作業を行う
- 比較機能ツールバーの[差分の重ね合わせ]ボタンを選択すると、比較結果が表示される
- ファイル変換 - PDF変換時に設定できる用紙サイズに上限はありますか?
- Brava Desktopで読み込んだファイルをPDF出力する際(*)に選択できる用紙サイズは、最大 200×200インチ(約 5m×5m)です。
それ以上の用紙サイズのファイルをPDF変換すると自動的に縦横幅がリサイズされます。
*Brava Desktop メニューの「PDFを作成」ボタンからPDF形式でファイル保存する機能を指しています - ファイル変換 - A0サイズ以上のファイルをTIF変換できませんか?
- Brava Desktopで読み込んだファイルをTIFF出力する際(*)に選択できる用紙サイズの上限は、A0サイズ(1189mm x 841 mm)です。
それ以上の用紙サイズのファイルをTIFF変換する場合は、PDF形式などへの出力を選択してください。
*Brava Desktop メニューの「TIFFを作成」ボタンからTIFF形式でファイル保存する機能を指しています - マークアップ - マークアップとはなんですか?
- ドキュメントや図面に注釈やコメントを入れる機能のことで、「朱書き」などとも呼ばれます。
マークアップをうまく活用することで、企業内あるいは企業間での効率的な共同作業(コラボレーション)を実現できます。
概要は こちらをご覧ください。 - マークアップ - 作成したマークアップは元ファイルに書き込まれてしまいますか?
- いいえ、マークアップは、マークアップファイル(*.xrl)として原本ファイルとは別に保存できます。
なおファイル変換機能により、マークアップを焼き込んで新しい別のファイル(PDF/TIFF/CSF)に出力することも可能です。 - API - APIの仕様は公開していますか?
- Brava Desktopは、組み込み開発の際に必要となるAPIの仕様を公開しています。
API 関連ドキュメントは「BravaAPI_InterfaceDetails.pdf」というファイル名で、Brava Desktopインストールディレクトリに格納されています。
標準インストールディレクトリは、C:\Program Files\OpenText\Brava! Desktopです。
仕様書は英語版のみの提供です。日本語版での提供予定はありません。
APIの仕様に関するお問合わせは受付いたしますが、APIを利用したお客様固有のプログラムの開発や設計に対するサポートは行っておりません。
開発したプログラムを自社環境へ導入される前には、十分に事前検証を行うようお願いいたします。
D:Brava Desktop 購入後の運用について
- 保守サポートの内容についておしえてください。
- 保守サポートは有償でお申込みいただくサービス(保守サポートサービス)であり、1年単位で更新します。
製品購入初年度については、本サービスへの加入は必須です。次年度以降は任意加入です。
保守サポートのサービス内容は次のとおりです。- メールによる技術サポートサービス
- ライセンスの発行・再発行(インストールPCの変更時やバージョンアップ時にも必要です)
- 製品バージョンアップ時の最新版プログラム無償提供
- 購入後のライセンス再発行は、ライセンスファイル再発行依頼フォームからお申し込みください。
- 製品のバージョンによって技術サポートおよびライセンス再発行の受付期限が設定されています。詳細はライセンス再発行期限と保守サポート期限をご覧ください。
- 次年度以降の保守サポート加入は任意ですが、インストールPCの変更やバージョンアップができなくなりますので、できるだけ加入することをお奨めいたします。
- Brava Desktopのインストール先PCを変更できますか?
- はい、変更できます。ただし、インストール先PCを変更する場合はライセンスファイルの再発行が必要になるため、次の条件を満たしている必要があります。
- 保守サポートサービスに加入していること
- 再発行するバージョンが「ライセンス再発行の受付期間内」であること
- 購入後のライセンス再発行は、ライセンスファイル再発行依頼フォームでお受け付けしています。
- 製品のバージョンによってライセンス再発行の受付期限が設定されています。詳細はライセンス再発行期限と保守サポート期限をご覧ください。
- 体験版としてインストールしたBrava Desktopをそのまま製品版として利用できますか?
-
はい。インストールした体験版のバージョンと同一バージョンのライセンスファイルを製品購入後に入手していれば、ライセンスファイルの入れ替えることで製品版として使用することが出来ます。
詳細の手順は、こちらのページをご覧ください。
- 製品をバージョンアップする際にはどのような作業が必要ですか?
- ソフトウェアの上書きインストールはできませんので、現行バージョンのアンインストールと、新バージョンのライセンス入手およびインストールが必要です。
E:ライセンスマネージャ 製品について
- ライセンスマネージャとはなんですか?
- Brava Desktop ネットワークライセンスを購入した場合に必要なライセンス管理プログラムです。
ネットワークライセンスを購入する場合、本プログラムの導入は必須であり、本プログラムをインストールする管理用サーバーを一台用意する必要があります。
Brava Desktopを導入するPCの台数が多い場合にご利用をお奨めいたします。概要はこちらのページをご覧ください。
※補足:
ライセンスマネージャは、複数ライセンスの一元管理が可能です。
例えば、50ユーザー分の同時使用ライセンスと100ユーザー分のシート固定ライセンスを購入した場合、1台のライセンスマネージャで運用可能です。 - ネットワークライセンスは、1ライセンスからでも購入できますか?
- いいえ、最小購入ライセンス数は、購入するライセンス形態によって異なります。
- シート固定ライセンス : 10ライセンス以上
- 同時使用ライセンス : 5ライセンス以上
- ネットワークライセンスの価格をおしえてください。
- ネットワークライセンスについては、価格表をご覧ください。
F:ライセンスマネージャ 機能について
- クライアントのアクセスログは残りますか?
- いいえ。Brava Desktopおよびライセンスマネージャには、アクセスログを取得する機能は備わっていません。
- タイマーなどで強制的にユーザーセッションを切断することはできますか?
- ライセンスマネージャの管理画面から手動でセッションを強制切断することはできますが、タイマーなどで自動的に切断する機能はありません。
- 社外など、外部ネットワークにいるクライアントからも利用できますか?
- いいえ、原則として同じネットワーク内での利用のみとなります。
クライアントPCは、ライセンスファイルに埋め込まれた登録情報(サーバーの「ホスト名」または「IPアドレス」のいずれか)を元にライセンスサーバーにアクセスします。
そのため、クライアントからサーバーに対してホスト名またはIPアドレスでアクセスできるようにネットワークやファイアウォールを構成する必要があります。
※補足:- ライセンスファイル取得時に、サーバーの「ホスト名」(コンピュータ名)を登録情報とする場合は、クライアントから正しく名前解決できるようにDNSやhostsを構成してください。
なお、登録できるホスト名の上限文字数は15文字です。 - ライセンスマネージャのネットワーク要件については動作環境のページをご覧ください。
- ライセンスファイル取得時に、サーバーの「ホスト名」(コンピュータ名)を登録情報とする場合は、クライアントから正しく名前解決できるようにDNSやhostsを構成してください。
- Brava Desktop の通常版(個別管理ライセンス)と比べて、ネットワークライセンスは起動時の速度が遅くなりませんか。
-
ネットワークライセンス(ライセンスマネージャ)を利用する場合、サーバーとクライアントPC間で通信が発生するため、スタンドアロン環境に比べると開くのが遅い場合があります。
申し訳ございませんが、現在のところ設定等により回避する方法はありません。 - 同時使用ライセンスの場合、Brava Desktopを終了しない限り「使用中」とみなされますか?
-
はい。クライアントユーザーがBrava Desktopを起動するとセッションが開始され、1シート(1ユーザー分)消費されます。(使用中の状態になります)
Brava Desktopを終了するとセッションが終了し占有分の1シートが解放されます。空いたシートを別のユーザーが利用できるようになります。
G:ライセンスマネージャ インストールについて
- ネットワークライセンスの導入手順をおしえてください。
- ネットワークライセンスの導入手順については導入ガイドページをご覧ください。
H:ライセンスマネージャ 購入後の運用について
- 障害などにより、ライセンスサーバーにアクセスできない場合はどうなりますか?
- ライセンスサーバーにアクセスできない環境下では、Brava Desktopを使用できなくなります。
サーバーの冗長化については、コールドスタンバイの予備サーバーを用意する方法が考えられます。 - 別々に購入したネットワークライセンスを後から合算できますか?
-
いいえ。別々に購入した複数のネットワークライセンスを後から合算し、1つのネットワークライセンスとして管理することはできません。
ネットワークライセンスを新規購入する際は、ライセンス数に余裕をもって購入することをお勧めいたします。