Brava Desktop 7.3 リリースノート
Brava Desktop 7.3 リリースノート
本ページでは、2015年7月28日にリリースしました「Brava Desktop 7.3」の追加機能や変更内容をご案内しています。
機能の追加および変更点
- 「テキスト検索」機能に関する機能強化
・テキスト検索欄に入力した文字列を削除するボタンを実装しました。
・テキスト検索にヒットした結果を一覧表示できるようになりました。 - 「指定範囲を画像としてコピー」機能に関する機能強化
「指定範囲を画像としてコピー」機能を使用するとクリップボードに指定領域が一時保存されます。
本画像を別のBrava Desktopで読み込んだファイル上にペースト(再利用)できるようになりました。
クリップボードに保存された画像は、編集メニューやショートカットメニュー、または "Ctrl" + "Alt" + "V" キーでペーストできます。 - スクロールマウスのホイール使用時に関する動作変更
図面上でスクロールマウスのホイールを使用すると、カーソル位置を基点にしてズームイン・ズームアウトが行われます。
※Brava Desktop 7.2までは、図面中央を基点にしてズームイン・ズームアウトが行われていました。 - 「取り消し線付きチェンジマーク」機能の追加
「マークアップ」機能のサブメニューとして「取り消し線付きチェンジマーク」を追加しました。
取り消し線を付ける形で指定したテキストにチェンジマークを付与できるようになりました。 - 「igc.loaders.configuration.exe」機能の追加
「Loader Configuration Tool(igc.loaders.configuration.exe)」を追加実装しました。
本ツールによりドライバと拡張子の関連付けや各種パラメータの設定変更がこれまでより簡単に行えるようになりました。 - 「拾い出し」機能に関する機能強化
・拾い出しパネルで、拾い出しのカウント数と値の合計をカテゴリごとに一覧表示できるようになりました。
・追加した拾い出しのエンティティを選択(コピー・移動)できるようになりました。
・追加した拾い出しのカテゴリをテンプレートファイル(.xtt)として保存・再利用できるようになりました。
- 「計測」機能に関する機能強化
「計測」機能の単位として「インチ法(分数)」を選択した際、定義済みスケール値として[1, 3/8, 3/16, 3/32]も選択できるようになりました。 - Officeファイル対応用のドライバ変更
Officeファイル読み込み時に使用する標準ドライバが「Inso2dl.dll」から「OutsideIn2dl.dll」に変更されました。 - DWF変換機能の廃止
読み込んだファイルをDWF形式のファイルに変換する機能(「DWFを作成」メニュー)が廃止されました。
その他
- Windows 8.1に対応しました。
Windows 8.1を動作環境としてサポートします。 - AutoCAD 2015に対応しました。
- ライセンスマネージャ(IGC License Manager 1.1)動作環境として、Windows Server 2012/2012R2をサポートします。
制限事項
- Brava Desktop 7.3はWindows XPマシンへインストールできません。
- 比較機能からテキスト比較レポートを使用すると、本ファイル内の項目名や説明文は全て英語のまま出力されます。
- マークアップ機能のテキストを入力する際、MS系フォント(MS 明朝、MSP 明朝、MS ゴシック、MSP ゴシック)などを使用すると一部文字が文字化けする現象が起こります。本制限事項は、次バージョンで改善される予定です。
読み込んだファイルをグレースケールで印刷するとデータが薄く印字される現象が起こります。本制限事項は、次バージョンで改善される予定です。
読み込んだ画像ファイルを印刷するとデータが薄く印字される現象が起こります。本制限事項は次バージョンで改善される予定です。(2016年1月6日更新)- 図面形式(dwg, hpgl等)以外のファイル印刷時に「ベクトルライン - 黒」(白黒印刷)を選択して印刷実行する場合、プリンタドライバ側の印刷設定が優先されます。
※白黒2値(モノクロ二階調)で印刷したい場合は、プリンタドライバ側の設定を変更してご対応ください。本制限事項は、次バージョンで改善される予定です。(2016年3月2日更新) - 比較機能から出力するテキスト比較レポートの各項目名は英語で出力されます。
- 「PDFを作成」機能において、「チェンジマークを追加」または「墨消しの理由を追加」を有効にしてPDF変換した場合、追加した情報がファイル末尾に新規ページとして追加されます。本ページの各項目名は英語で出力されます。
- 「TIFを作成」機能において、「チェンジマークを追加」または「墨消しの理由を追加」を有効にしてTIF変換した場合、追加した情報がファイル末尾に新規ページとして追加されます。本ページの各項目名は英語で出力されます。
- 「PDFを作成」機能および「TIFを作成」機能において、出力オプションで「メールに添付する」を選択する形で出力すると、メールに添付されるファイルのファイル名は別の文字列(半角英数字の組合せ)に自動置換されます。
- 「拾い出し」機能において、日本語を入力したカテゴリを複数登録してから「出力」を選択して「ファイルに保存」をクリックした場合、出力されるCSVファイル上のデータの一部が欠ける場合があります。
動作環境
- Windows Vista SP1 (32bit)
- Windows 7 SP1 (32bit/64bit)
- Windows 8 (32bit/64bit)
- Windows 8.1 (32bit/64bit)
[Brava DesktopをActiveXオブジェクトとして使用する場合、以下のブラウザをサポートします。
Internet Explorer 8、9、10、11
※32ビット版のInternet Explorerのみサポートします。
※Windows 8/8.1については、デスクトップ版Internet Explorerのみサポートします。Modern UI版のInternet Explorerでは動作しません。