Brava Desktop 16 EP7 Update 3リリースノート
Brava Desktop 16 EP7 Update 3 リリースノート
本ページでは、2021年 1月13日にリリースした「Brava Desktop 16 EP7 Update 3(16.6.3.134)」の追加機能や変更内容をご案内しています。
機能の追加および変更点
- PDF変換時の墨消し理由コメント
PDF エクスポート中に墨消しをファイナライズ(焼き込み)する場合、「マークアップを PDF コメントとして保存」 オプションを使用すると、墨消しの理由コードが保持され、Adobe Acrobat の「コメント」パネルに表示されます。
Adobe Acrobat内で墨消し理由コメントが削除されると、コメントパネルからそのコメントが削除され、墨消しの焼き付 けられたインスタンスは残ります。以前は、墨消しの理由コードは、Adobe Acrobatのコメントパネルに表示されませんでした。
- Changemarkサマリーレポート
ChangemarkサマリーレポートにどこにChangemarkが作成されたかを示すページ番号が含まれるようになりました。 - 「実際の線幅を表示」機能の名称変更
「実際の線幅を表示」機能は「細い線で表示」に名称変更されました。
有効化されるとすべての線幅は1ピクセル幅でレンダリングされます。
これはAutoCAD CTBでセットされた線幅も含みます。
1ピクセルレンダリングは表示のみならずすべての印刷/変換されたものにも適用されます。
このオプションは、通常とは異なる太さのエンティティを含むファイルを表示する際に便利です。
このオプションはデフォルトではオフになっています。
このオプションは、CADオプション「表示されている線幅を保持してファイル変換する」の状態を上書きします。 - 「表示されている線幅を保持してファイル変換する(実行可能な場合)」機能が右クリックメニューに追加されました
右クリックメニューに「表示されている線幅を保持してファイル変換する(実行可能な場合)」という新しい選択項目が追加されました。
このオプションは、[オプション] > [CAD設定]ダイアログに既に存在する機能と同じものです。
「表示されている線幅を保持してファイル変換する(実行可能な場合)」オプションでは、CAD線幅の有効・無効を設定することができ、 デフォルトで有効になっています。有効にすると、すべての線の重みは、参照されているCTBファイルで設定されたとおりに表示されます。
無効にすると、すべての線幅は内部ローダによって設定された通りに表示されます。線幅は画面に表示され、利用可能な出力フォーマットに
出力する際に線幅が維持されます。「細い線で表示」設定は、このオプションを上書きします。 - Autodesk Inventorファイルについて
Autodesk Inventorファイル(.IDW, .IPT, .IAM)は本バージョンより動作対象外となりました。
(Brava Desktopはこれらのファイルを処理するためにAutodesk Inventor製品インストールに依存していましたが、 本製品の32ビットバージョンが利用できなくなったため)
- 不具合の改修
以下の不具合が改修されました。
・比較結果をJPG保存すると比較元データしか出力されない
・特定PDFファイルにおいて塗りつぶしなしの図形が塗りつぶしありで出力される
・異なるページを比較したとき、比較先ページのみ表示させると正しいページが表示されない
・長尺のPDFを開くとクラッシュすることがある
・特定のPDFファイルで全面が真っ黒になる
・OCRを有効にしたときBDTがクラッシュする
その他
- ネットワークライセンスについては、ライセンス管理用ソフトウェアとして
「Brava! Desktop License Manager 16 EP7(16.6.1.6)(最新版)」
「Brava! Desktop License Manager 1.16.6.20」
「Brava! Desktop License Manager 1.16.4.22」
の使用が可能です。
※「Brava! Desktop License Manager 16 EP7(16.6.1.6)」は、Brava Desktop 16.4以降のバージョンをサポートします。
動作環境
- Windows 7 SP1 (32bit/64bit)
- Windows 8.1 (32bit/64bit)
- Windows 10 (32bit/64bit)
Brava DesktopをActiveXオブジェクトとして使用する場合、以下のブラウザをサポートします。
- Internet Explorer 11
※32ビット版のInternet Explorerのみサポートします。
※Windows 8.1については、デスクトップ版Internet Explorerのみサポートします。
Modern UI版のInternet Explorerでは動作しません。
※マイクロソフト社のInternet Explorerのサポートポリシーに準じてサポートします。
特記事項:
MSI形式のインストーラを使用する場合、下記の更新プログラムを先にインストールする必要があります。
制限事項
- TIFF出力の際、設定した圧縮形式以外の形式で出力される事象が確認されています。これは次期以降のリリースで修正される予定です。