Brava Desktop 16.4 リリースノート
Brava Desktop 16.4 リリースノート
本ページでは、2018年 9月20日にリリースした「Brava Desktop 16.4」の追加機能や変更内容をご案内しています。
機能の追加および変更点
- 墨消し機能に対する下記機能の追加
・ユーザーインターフェースから墨消しスクリプトを記録する機能
・StandardReasonsFilesで定義した墨消し理由のサポート
・墨消し領域の枠線描画を選択する機能
・墨消し多角形ツールの追加
・ユーザーインターフェースに関する様々な調整
- ドキュメントを新しいウィンドウで表示するか新しいタブで表示するか選択する機能の追加
・Brava Desktopに関連付けられたドキュメントをダブルクリックで開くと、デフォルト設定では新しい
ウィンドウを起動するかたちでドキュメントを読込みます。
Brava Desktop 16.4では一つのウィンドウでドキュメントを開くためのオプションが提供します。
-
AutoCAD 2018のサポート
・IBM AFP (Advanced Function Presentation) イメージフォーマットが対応フォーマットに追加されました。 -
Microsoft Office2016のサポート
・Microsoft Office 2016で作成した文書ファイルのサポート対象に追加されました。 -
AFPイメージフォーマットのサポート
・IBM AFP (Advanced Function Presentation) イメージフォーマットが対応フォーマットに追加されました。 - 1ウィンドウ内で起動するタブ数の上限追加
・1つのウィンドウ内で起動できるタブ数の上限は20です。
上限に達した状態でドキュメントを読み込む場合、先に読み込んだドキュメントを閉じる必要があります。 -
Loader Configuration Tool の名称変更
・Loader Configuration Tool のファイル名称が「igc.loaders.configuration.exe」から「loaders.configuration.exe」に変更されました。 - Brava Desktop インストールパスの変更
・本バージョンからBrava Desktop インストールパス(既定値)を以下の通り変更されました。
【16.0以前】C:\Program Files (x86)\IGC\Brava! Desktop
【16.4】 C:\Program Files (x86)\OpenText\Brava! Desktop - Brava Desktop インストールプログラム 提供内容の変更
本バージョンからインストールプログラム提供内容が以下の通り変更されました。
【16.0以前】Brava Desktop 日本語版インストールプログラム(EXE/MSI)
【16.4】 Brava Desktop 英語版インストールプログラム(EXE/MSI)
Brava Desktop 日本語化パッチ
本バージョンから英語版のプログラムインストール後、日本語パッチ適用により日本語版として動作します。
詳細なセットアップ方法については、サポートページを参照してください。
その他
- ネットワークライセンスについては、ライセンス管理用ソフトウェアとして「Brava! Desktop License Manager 1.16.4」を使用します。 ※「Brava! Desktop License Manager 1.16.4」は、Brava Desktop 16.4以降のバージョンをサポートします。
動作環境
- Windows 7 SP1 (32bit/64bit)
- Windows 8.1 (32bit/64bit)
- Windows 10 (32bit/64bit)
Brava DesktopをActiveXオブジェクトとして使用する場合、以下のブラウザをサポートします。
- Internet Explorer 11
※32ビット版のInternet Explorerのみサポートします。
※Windows 8.1については、デスクトップ版Internet Explorerのみサポートします。
Modern UI版のInternet Explorerでは動作しません。
※マイクロソフト社のInternet Explorerのサポートポリシーに準じてサポートします。
特記事項:
MSI形式のインストーラを使用する場合、下記の更新プログラムを先にインストールする必要があります。
制限事項
- ネットワークライセンスの場合、短時間にライセンス認証リクエストが集中するとタイムアウトエラーが発生しやすくなるとの報告を受けています。本問題については、開発元で現在調査中です。詳細が分かり次第、本サイトやFAQなどでお知らせいたします。(2019.01.28更新)
- テキストファイルを読み込んだ場合、文字間隔が離れた状態で表示される問題が生じます。
- 「アンチエイリアス」機能のチェック有無に関わらず、アンチエイリアスが常に有効な状態でドキュメントを表示します。
- 3Dデータを含むファイルを開くことができますが、日本語版では3Dデータ表示についてはサポート対象外です。
(3Dデータ読み込みを無効化する場合は、「オプション」-「設定」の「3Dデータを含む2Dデータの場合は2Dデータのみ読み込む」チェックボックスを有効にしてください。) - 追加できるカスタマイズメニュー数は10個までです。
- 「PDFを作成」機能において、「Changemarkを追加」または「墨消しの理由を追加」を有効にしてPDF変換した場合、追加した情報がファイル末尾に新規ページとして追加されます。本ページの各項目名は英語で出力されます。
- 「TIFを作成」機能において、「Changemarkを追加」または「墨消しの理由を追加」を有効にしてTIF変換した場合、追加した情報がファイル末尾に新規ページとして追加されます。本ページの各項目名は英語で出力されます。
- 「PDFを作成」機能および「TIFを作成」機能において、出力オプションで「メールに添付する」を選択する形で出力すると、メールに添付されるファイルのファイル名は別の文字列(半角英数字の組合せ)に自動置換されます。
- 「拾い出し」機能において、以下の問題が起きることを確認しています。
- 名称に日本語を使用したカテゴリを複数登録してから「出力」を選択して「ファイルに保存」を選択した場合、出力されるCSVファイル上のデータの一部が欠ける場合があります。
- 「出力」を選択して「ファイルに保存」を選択する際、出力するファイル名にピリオドを使用すると、出力されるファイルに拡張子(.csv)が付与されない - 「ツールバーとドッキングウィンドウ」(カスタマイズ画面)のメニューや説明の一部が英語で表示されます。
-
Brava Desktopで作成したPDFファイルを読み込んだ場合、以下の問題が起きることを確認しています。
- ファイル内の日本語をコピーした場合、コピーした文字列が文字化けする
- ファイル内の日本語に対する文字列検索が機能しない