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Brava/Blazon Enterprise FAQ

7.Brava Serverキャッシュ 目次

Bravaにおける「キャッシュ」とは何ですか。

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参照対象のドキュメントを、Bravaビューアで参照可能な独自のファイル形式(XDL形式)に変換したものをキャッシュと呼んでいます。変換処理はJobprocessorにて行われます。

クライアントからドキュメントへの参照要求があった際、そのドキュメントのキャッシュがすでに存在する場合は、変換処理を行う必要が必要ない分、速やかにビューア表示を行うことができます。
キャッシュデータは、ファイルシステム上に配置されます。

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ファイルシステムキャッシュで、キャッシュフォルダの場所を変更するにはどうすればよいですか。

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キャッシュフォルダのパスが設定ファイルserver.properties内の下記パラメータに指定されているので、そのパスを書き換えます。

・displaylist.cache.root
・local.displaylist.cache.root

書き換え後にBrava Serverを再起動するとキャッシュ保存先として新しいパスが認識されます。
新しいキャッシュフォルダは、JobProcessorのサービス実行アカウントから読み書きできる状態になっている必要があります。

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ファイルシステムキャッシュのキャッシュデータはどのようなルールで削除されますか。

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あらかじめ最大キャッシュサイズを設定ファイル上にて定義しておき、キャッシュデータ容量が定義した最大サイズを超えた場合にキャッシュデータ作成日の古いものから自動で削除します。
削除は閾値(*)を下回るまで行われます。容量超過のチェックが行われるタイミングは下記です:

・Brava Server起動時
・ファイル変換処理完了時

ファイル変換処理完了時のキャッシュの自動削除は、削除プロセスによってバックグラウンドで行われます。

*キャッシュ削除の閾値は、バージョン16.0SR2までは固定で「最大キャッシュサイズの90%」となっています。
バージョン16.3以降では、この割合をserver.properties設定ファイル上で指定することが可能です。

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特定のドキュメントのキャッシュのみを削除したり、上書きすることはできますか。

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特定のドキュメントのキャッシュのみを任意に削除・編集することはできません。
削除・編集した場合はキャッシュデータの整合性が取れなくなるためドキュメントの表示ができなくなるおそれがあります。
人為的に行うキャッシュ操作で唯一許可されているのは「キャッシュフォルダ内のデータ全削除」のみです。

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キャッシュをすべて削除するとどうなりますか。

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Bravaはドキュメントの初回表示時に原本ファイルをキャッシュデータに変換する処理を行いますので、キャッシュがある場合よりも表示に時間がかかります。
さらに、多くのドキュメントで変換処理を要する状況になるため、JobProcessorの負荷が高くなります。

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バージョンアップの際、古いバージョンのキャッシュデータを新しいバージョンのキャッシュフォルダにコピーして使用することはできますか。

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ファイルシステムキャッシュ/データベースキャッシュのいずれも、キャッシュの構造がバージョン毎に異なるため、ファイルコピーやエクスポート/インポートによるキャッシュデータの移行はできません。
新しいバージョンのシステム上でキャッシュを再作成してください。

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