SharePointに登録された文書や図面などさまざまなファイルをブラウザ上で高速・高精度かつセキュアに表示するマルチフォーマットビューア
2016年7月6日 Brava for SharePoint 7.5 リリース
最新版では、主にHTML5ビューアの機能が強化されています。これまでWindowsとInternet Explorerの組み合わせに限定されていた一部機能が、SafariやChromeなどのブラウザでも使用できるようになりました。
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Brava for SharePoint(ブラバ・フォー・シェアポイント)は、SharePointに登録された文書・画像・図面などさまざまなファイルをブラウザ上で高速・高精度かつセキュアに表示できる「マルチフォーマットファイルビューア」です。Office以外のファイルを表示したり編集する際、通常、専用のアプリケーションがクライアントPCにセットアップされていなければ表示することも編集することもできません。
文書も図面も画像も、SharePointを使ったファイル共有、コラボレーションがもっと簡単・便利になります。
Bravaは、SharePointのドキュメントライブラリに登録されたファイルをブラウザ上で高速・高精度に表示できる多機能ビューアです。Microsoft Officeはもちろん、PDF、TIFFなどの画像、AutoCADなどの図面など、多彩なフォーマットをサーバー側で表示専用データに変換することにより、Internet Explorer上で動作するBrava(ActiveXビューア)で表示することができます。
表示専用データは、単なる画像データではなく独自の表示専用データのため、高い再現性で表示されます。拡大縮小やテキストコピーなども自在に行え、サイズの大きい図面も軽快に表示できます。
ActiveXビューア以外にもHTML5ビューアでの表示や、iPadにも対応しているので、社内外を問わず、文書や図面、画像などを表示したり、コメントの書き込みや写真の添付など、様々な機能を利用できます。
ActiveXビューアでの表示専用データ(*1)は、そのままではクライアントに保存することができません。SharePoint上で原本ファイルにはアクセスさせずに、表示専用データのみ閲覧させる仕組みを構築する*2ことで、情報漏えいや改ざんを抑止することができます。
Brava for SharePointの保護ライブラリ機能では、SharePointで管理しているユーザー権限により、原本ファイルのダウンロードやBravaで表示した際の印刷やテキストコピーを禁止できます。SharePoint上に登録されたファイルに対してユーザーが閲覧権限しか持っていない場合は、Bravaでしか表示できず、印刷やテキストコピーが行えません。
これらのセキュリティ権限設定はライブラリ、サブフォルダー、ファイル単位に細かく行えます。また、ユーザーの管理については、新たにBrava上で管理をする必要はなく、SharePointで管理しているユーザーをそのまま使用できます。
外部にファイルを持ち出す際は、独自のCSF*2形式に変換することにより、ファイル自身に閲覧期限や印刷禁止などのセキュリティ設定を埋め込み、安全に共有することができます。
*1 表示専用データでは、印刷の可否やテキストコピーの可否を制御可能
*2 暗号化されたBrava独自のファイル形式、Brava製品でのみ閲覧が可能なフォーマット
通常の全文検索では、検索結果にはヒットしたファイルのファイル名と本文テキストが表示されますが、Bravaを組み合わせれば、SharePointの検索結果画面にファイルのサムネイルが表示され、プレビュー表示も可能です。ファイルの内容を一目で確認できるため、検索性・視認性に優れています。
さらに、ヒットした検索キーワードが含まれるページにダイレクトにアクセスし、キーワードをハイライトで表示することができます。Flashビューア、HTMLビューア上では、ヒットしたテキストが含まれるページリストの一覧表示も可能です。ページ数が多いファイルがヒットした場合でも、重たいファイルをすべてダウンロードすることなく、また、ファイルに対応したアプリケーションも不要なため、作業効率向上や時間短縮に役立ちます。
FAST Search Server 2010 for SharePointと連携することも可能
検索結果画面にサムネイルを表示、見たい文書にカーソルを移動させてイメージを自動で拡大表示
申請書類やレビューが必要な資料を紙やデータで稟議に回すとき、承認者は内容を確認してコメントを追加したり修正指示をしたり、という作業が発生します。申請された書類に直接コメントを書き込んだり修正を加えると、原本ファイルの内容が読みづらくなったり、全く別のものに変わってしまう恐れがあります。Bravaは原本ファイルを変更することなく、ビューア上でコメントの書き込みやスタンプの追加ができるマークアップ機能を搭載しています。複数のメンバーで同じファイルに書き込み・修正指示を行い、その情報を全員で共有することができます。
さらに、それらの追加情報を原本ファイルに焼き込みPDFやTIFFなどの別ファイルに変換し、SharePoint上に保存することもできます。また、SharePointの版管理機能と組み合わせれば、申請から承認までの変更履歴を記録として保管することも可能です。
Bravaでは任意の2ファイルを重ねて表示し、変更箇所を視覚的に確認することが可能です。変更箇所は赤・緑で表示され差分が一目瞭然です。また、テキスト比較を利用すれば、左右に並べてファイルを表示し、変更箇所がハイライト表示されます。さらに結果のレポートをPDFに保存することも可能です。
版管理されているファイルの差分チェックや、ワークフローでの修正前後の違いを確認する際の業務を効率化できます。
Bravaの強力なビューア機能(ActiveXビューア)
システム構成イメージ
利用イメージ
利用イメージ① マルチフォーマット対応ビューア
利用イメージ② ユーザー権限毎に表示や持ち出し可否を設定
動作環境「Brava for SharePoint 2013」
Brava for SharePointの動作環境は、下記のページをご覧ください。
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