高機能マルチフォーマットコンバータ「Blazon Enterprise(ブレイゾン エンタープライズ)」
2023年2月13日 Blazon Enterprise 16 EP7 Update6 リリース
この度『Blazon Enterprise 16 EP7 Update6』をリリースいたしました。
保守契約期間中のお客様はバージョンアップしていただくことが可能です。
Blazon Enterprise 16 EP7 Update6 の新機能についてのお問い合わせ、または導入検討時の
貸し出し(30日間 / 無料)につきましてはこちらからお問い合わせください。
Blazon Enterprise(ブレイゾン エンタープライズ)は、Office文書やPDF・TIFFなどの画像データ、CAD図面データなど、あらゆるフォーマットの各種ファイルを、別のフォーマットに変換したり、異なる形式のファイルを集約して新たなファイルを生成する「マルチフォーマットコンバータ」です。
指定したファイルの必要なページのみ抽出し、異なるフォーマットや暗号化されたファイルに変換する機能や、[社外秘][Draft]などの透かし文字や[承認][回覧]などのスタンプを焼き込んだファイルを生成することもできます。
『Blazon Enterprise』機能紹介動画
OpenText社の『Blazon Enterprise』機能紹介動画(日本語字幕):2分6秒
さまざま変換<マルチフォーマットコンバータ>
変換したいファイルを指定フォルダに保存します。文書・図面・画像など、各種ファイルを変換対象にすることができます。このとき、マークアップの焼き込みや透かし文字、スタンプなどを付加した状態で変換することもできます。 また、異なる形式のファイルをまとめて1ファイルとして生成することもできるため、報告用書類に図面や画像を添付するといった作業を自動で行えます。 変換後は指定されたフォルダにファイルを保存します。
変換機能:異なる形式の複数ファイルを1つに合わせて変換
お客様への提案書はPowerPointで作成し、添付するグラフや表はExcel、参考資料としてPDFのカタログをまとめて提出する、ということを行っている方は少なくないのではないでしょうか?別々の形式のファイルをそれぞれメールに添付したり、まとめて圧縮したり、といった手間をかけても、受け取った側では別々のファイルを1つ1つ確認しないといけないので、とても面倒です。
Blazon Enterpriseなら、異なる形式の複数ファイルを指定して、新たに1つのファイル(PDF・TIFF)に変換します。
※ページ指定には別製品で対応できますので、必要な場合はお問い合わせください。
変換機能:ワークフロー連携でファイルにスタンプや透かしを追加
出張申請や経費精算など、業務の中でワークフローを利用する機会は多々あります。承認後のファイルに、指定したスタンプ(「承認」「回覧」など)を自動で焼き込んだり、文書に「Confidential」や「承認済み」といった透かし文字を焼き込んでPDFに変換します。ヘッダやフッタの付加も可能です。
ワークフローとの連携では特に便利な機能の1つです。
変換機能:2つのファイルを比較し、検出した差分情報をPDFに出力
資料やカタログなど、何度も更新するようなファイルは、修正前と修正後の違いを見つけるのは容易ではありません。他部署や取引先から変更指示が来た場合、正しく変更されているかどうかの確認は時間と手間を取られてしまいます。
Blazon Enterpriseには、2つのファイルを比較して、検出した差分情報をPDFに出力するという便利な機能があります。※本機能は、テキストデータを持つファイルを対象とした機能です。
出力されたPDFを見れば、どこがどのように変更されたか一目瞭然です。
変換機能:サムネイル画像生成
文書管理・図面管理システムなどでは、登録された大量のファイルに対する検索機能が搭載されています。Blazon Enterpriseは、登録されたファイルのサムネイル画像を生成する機能を搭載しているため、各種システムと連携することで、検索性能を大幅にアップします。
検索結果一覧画面にサムネイルを表示するだけで、ヒットしたファイルの内容を一目で類推することができ、その後の作業効率が格段にアップします。
墨消し機能(オプション機能):スクリプトによる自動墨消し
墨消し機能は、公開したくない部分を黒塗りでマスキングする機能となります。Blazon Enterpriseは、コマンド/スクリプトによって、ドキュメント内に含まれる特定の文字列や、エリア、ページ全体を指定して自動墨消しが可能です。
例として、
・フレーズ・キーワードを指定
・テンプレートで決まった位置にあるエリア(座標指定)
・郵便番号
・電話番号
・クレジットカード番号
というようにさまざまな形式に対応しており、事前にスクリプト設定を行っておけば、自動的に墨消し変換を行うことが可能です。墨消し処理を行ったマスキング部分に任意のテキストを記載することもできますので、複数の文書を一括で処理を行っても、マスキング部分が何かを確認する際に便利にお使いいただけます。また墨消しした文字・エリア・ページは元のテキストからマスキングされており、コピー&ペーストもできない状態になりますので、テキスト検索も対象外になります。
その他の機能:ファイルセキュリティにも有効
独自のセキュリティ機能を持ったCSFという暗号化ファイル形式に変換すれば、専用のビューアでのみ表示可能となります(*1)。ファイルのメール添付やコピー、印刷などによる情報漏えい対策として、セキュアなファイル形式で保存しておくことで、オリジナルファイルの持ち出しを防げます。
ファイル変換時に閲覧可能期間を設定することも情報漏えい対策としては有効な手段です。
*1 CSF(Content Sealed Format)ファイルは、高圧縮・高セキュリティなファイル共有フォーマットです。文書やCAD図面、画像などの各種ファイルをCSFに変換すれば、電子メールやWeb等のインターネット環境でも、機密情報の漏えいを防ぎつつ、安全に共有できます。
変換イメージ
変換したいファイルを指定フォルダに保存します。文書・図面・画像など、各種ファイルを変換対象にすることができます。このとき、マークアップの焼き込みや透かし文字、スタンプなどを付加した状態で変換することもできます。
また、異なる形式のファイルをまとめて1ファイルとして生成することもできるため、報告用書類に図面や画像を添付するといった作業を自動で行えます。
変換後は指定されたフォルダにファイルを保存します。
Brava Enterpriseとの連携
Blazon Enterpriseは、Brava Enterprise(マルチフォーマットビューア)との連携により、Bravaで付加したスタンプ情報・マークアップ・ヘッダーフッターなどを焼き込んでPDFまたはTIFFに変換可能です。
文書公開システムと連携
アプリケーションからBlazonサーバーへファイル変換指示が発行されると、指定のファイルサーバー(フォルダ)に保存されたファイルを変換。
(変換対象ファイルや変換フォーマットなどの変換条件はHTTPパラメターとして指定)
大量のCADファイルのTIFF変換
現場で作成・修正される大量のCAD図面が保存されたフォルダを指定し、自動でTIFF形式に変換。
変換後のデータは保管・管理・参照が容易。
海外の工場、支店、代理店向けにセキュアな情報公開
情報漏えい対策として、公開するファイルのみ、CSF(暗号化ファイル)に変換しデータを送信。
CSFは専用のファイルビューア(Brava Reader、Brava Desktopなど)でのみ表示・閲覧可能。
変換する際、[社外秘][重要]などの透かし文字を付加したり、ファイルの公開期間やパスワードを設定することができるため、情報漏えいリスクを最小限に抑えることが可能。
動作環境
Blazon Enterpriseの動作環境は、下記のページをご覧ください。
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